BLACK STALKER

BLACK JACK SNIPER(黒鯛師) 研鑽!

L-shaped

落し込みをはじめた頃、「目印は足でさばけ!」と先輩方に教えられ実践してきました。

この言葉の真意には、沈んで行く目印を常に体の中心線に置くことを示しており、目線の正面に目印

を置くことで細かな変化を見極め、目印からより多くの情報を得ることを狙いとしています。

ここで重要なのが腕の使い方で、私の場合は肘を“L字”に曲げ、常に体に密着させています。

そうすることで、仕掛けを着水させる際、小手先では出来ずにフットワークへの意識が自然と働き、

どのような状況下でも着水点まで体を持っていくことが汎化しました。

注意が必要なのは高い堤防で、ロッドが完全に真下を向く場合は肘のL字をキープしたまま肘を上げ、

ロッドを握る手の甲を頬や顎に密着させて対処しています。

また、目印の場合はエサが着水した後のロッドワークが頻繁なので、リストの使い方が重要になり、

肘を曲げることでロッドエンドも腕に干渉せず、リストの自由度が確保されるシステムとなります。

 

 

はじめて、“Pound for pound”と名高いフロイド・メイウェザーの試合を観た時、彼の鉄壁なL字ガードに感心し、

終始乱れることのないフットワークと相手のパンチに対する反応速度の素晴らしさに感銘を受けた・・・

“史上最速のスピードマスター”と呼ばれる彼の勇姿は私の落し込みに対する姿勢に大きな影響を与えているのは

事実である。

数ヶ月前も彼の試合を観て、それからというもの奮起一転しランニングが日課になってしまった・・・

更なる一匹を求めて・・・

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