今回の “RUN&GUN Evolution” は
“ラバー攻略” です!
ラバーでの釣りのキーポイントは潮位によるバチャつきです。
このバチャつき音でターゲットの活性が上がるのは過去の経験からも間違いありません。
しかし、オーバーハングに似たアプローチにおいて、バチャバチャの海面はカレントの見極めを惑わ
て困難にするのも事実・・・
さらに、この時期は水温の関係で状況が良ければ浮いてくることもありますが、あまり期待が持て
ないのが現状で、深いタナまで探ることを視野に入れる必要性から難易度が高いポイントのひとつ
となります。
さて、今回のタックルは
ROD:黒鯛工房 THE落し込みVLリミテッド 35/40
REEL:BJ75D(プロト)
LINE:ナイロン1.5号
LEADER:カーボン 0.8号
潮の動向把握に軍配の上がる目印の落し込みタックルをチョイス!
軽量で感度の良いロッドとリールの組合せは、目印が入りきっても魚のコンタクトを確実に伝え
てくれます。
注意すべきはリールより前には指や手を置かないこと!
贅肉を削ぎ落とした軽量なNEW BJ75シリーズは感度に優れており、ロッドやラインの振動(感度)
を集めてパーミングした手に伝えてくれます。
しかし、ロッドの感度を取りたい一心からリールより前に指や手を置いてしまうと振動が分散され、
優れたリールの機能を生かせなくなってしまうからです。
また、このような場所ではラインメンディングのしやすさからナイロンラインを選択するので、暴れる
上潮の影響を最小限に抑える意味でも、できるだけ細いラインと繊細な目印の使用が際キープ率
を下げることなく釣果に繋げてくれます。
実際の釣行においては、バチャつき発生潮位のタイミングに入り、
開始から多くのアタリを貰いましたが、予想通りバイトしてくるタナは目印ではアタリの取れない
4メートル付近と深いものでした・・・
釣れてくるのはプリスポーン初期の魚ばかりなので、今後は水温の上昇とともにバイトのタナも
上がってくることでしょう。
このラバーポイントで目印のアタリに遭遇できる日も近いと思います♪♪