BJ SNIPER のNEWモデル “落し込みT-35TLM” はおかげ様で好調な売れ行き・・・
そこで、もうひとつのNEWモデル
“落し込みF-40UM”
について、インプレなども織り交ぜてご紹介せてもらいますwwww
さて、さかのぼること4年前・・・
BJ SNIPER 落し込みシリーズは発売以来すでに10年近くを過ぎており、当然のことながら
リニューアル計画が発足。
そこで、DAIWAの企画開発は従来のブランクに使われているHVFカーボンからランクアップ
して、感度と反発力に優れた超高密度SVFカーボンの採用を決定。
そのブランクにネジレに強いX45(±45°バイアス構造)を搭載し、一体成形のグリップが装着
された8本のプロトタイプが出来上がり、年間実釣テストを重ねに重ね・・・
“落し込みT&TH” タイプが登場しました。 見かけ一緒やねん^^;
しかし、この2タイプはストラクチャーを見据えた設計により、ストロング・ロッドの分類に
位置したものとなっているので、次に人的要素で魚がスレた状況や魚のコンディションによる
スプーキーな状態の中、口を使わせる繊細な対応が出来るロッドの開発に移行します・・・
開発当初、フィネス対応ロッドとしては “パワーゼロⅠ・Ⅱ” が存在していたのですが、
このモデルから一線を画くする現在のスピーディーな釣り方にマッチしたロッドを目指して、
ファイティング時の調子は7:3レギュラーアクションとし、魚をかけていないアプローチ時の
調子は穂先~#2が良く曲がり良く仕事をする8:2ファーストテーパーで設計。
去年、年間を通して4本のプロトタイプを実釣してみると、二面性のある調子は仕掛けの打ち
込みにおいてアキュラシー精度の高いスピードある展開が可能 !
フィールドテストを重ね、ほどよく反発力が抑えられた穂先~#2でベイトが動き過ぎない繊細
な操作が出来、フックアップ後のファイティングはストレスなくスムーズに#3~#4のブランク
にアクションが移行して、魚の動きに追従するアクティブな曲がりで掛けた獲物をじっくり観念
させるロッドに仕上げていきました。
決して早い取り込みが出来るロッドではないものの、唇切れや反発力で硬い歯から弾かれる
などのフックアウトが抑えられ、バレるのを気にしない安定感のあるやり取りで高い回収率を
実現するロッドで登場しています。
さてさて、長々と書いてしまいましたが・・・ ^^;
私的にはテレガイドモデルの“T-35TLM”は傍流的ロッドととらえており、
今回の“F-40UM”は落し込みの主流的ロッド !!
とにかく、今から目印をはじめたい方には是非使ってもらいたいベーシックなロッドです。
また、上級者の方にもリアルに技術が反映できる満足なロッドでしょう !!